癒しを求めて、さまよえる母の日記!


6月

これからはシンプルに、ていねいに生きていこうと思います。
川を流れる水のように自然体で生きていこうと思います。
そして、いつか湧き出る泉のようになりたいな
「魂を売ってまでしがみつく必要はあるのか?」
「社会正義を貫くことがソーシャルワーカーの使命」
「目標を定めずして、そこにいたる道はない」
先輩たちから発せられた導きの言葉は

信念の刃のごとく私の心に突き刺さった

                             (社会福祉士会全国大会に参加して)
魂のあるところ
 6月の始め、大宮で社会福祉士の全国大会がありました。前月友人の結婚式に行ったばかりでしたが、再度上陸しました。夫の勧めもあり今回は寝台特急にのって上陸です。初めての寝台特急でしたが、ほとんど眠っていました。
 朝、東京駅について朝ごはんにおかゆ定食を食べました。今回も赤羽の友人の家に泊めてもらうことになっていて赤羽駅の改札の中にあるコインロッカーに荷物を預け、隣の川口駅で下車しました。すっかり変わった駅の周辺を見回しているうちに、以前勤めていた職場に行きたくなりました。駅の近くの公民館で前の職場の電話番号を聞き、連絡を取りました。時間をつぶしてお土産を買い、バスに乗りました。バスの窓から来るたびに変わっていく風景を見ながら、8年間の時間の流れを少しずつ振り返りました。
 前の職場による前に、職場のそばにある老人ホームに立ち寄りました。この施設には支援センターがあり、以前お世話になった上司の先生が勤めています。また、地域包括支援センターもあり、コンビを組んでいた同期が勤めています。突然お邪魔したのに快く迎えてくれました。近況報告といろいろな話をしながら、心安らぐ時間を過ごしました。支援センターのそばにデイサービスがあり、懐かしい人との再会もありました。

以前勤めていた職場は老人ホームのすぐ近くにある、障害者の通所型の複合施設です。私はそこの重症心身障害者の施設で指導員をしていました。今施設は組織形態を変えています。利用者の人数も倍に増えていました。8年近く現場をはなれているので、みんな私のことを忘れていると思っていました。しかし、覚えてくれていた人もいてとてもうれしかったです。
大好きな利用者としばらく過ごし、ここでも心安らぐ日々を過ごしました。大学を卒業して7年と1ヶ月、世間知らずだった私を育んでくれた場所、胸に熱いものがこみ上げてきました。
施設を後にし鳩ヶ谷のバス停まで歩きました。風景はすっかり変わりましたが、またまた懐かしさで胸がいっぱいになりました。 (平成18年6月2日FRI)
全国大会に参加して
 昼食を食べる暇もなく、全国大会の会場にすべりこみました。支援センターに寄ったとき、上司から大きなどら焼きをいただいたので、空腹は感じませんでした。
 一日目は基調講演とシンポジュウムでした。講演の一つで、大変印象に残ったのが、アクセスインターナショナルの社長山崎泰広氏のお話でした。
 この方は以前から名前は知っていましたが、生で講演を聴いたのは初めてでした。自己紹介でご自身のからだの状況をお話され、ご自身が大怪我をし下半身不随の後遺症が残ってしまったときの話をしてくれました。車椅子の生活をしながら2つの会社を設立していること。車椅子のシーティングの技術を学び、たくさんの方を二次障害を防止していることなど魅力的な話をしてくれました。二次障害を起こすのは仕方がないとあきらめている
けれど、シーチングの技術を生かせば快適な生活を送ることができるのです。こうすけのことはもちろん、以前勤めていた施設の利用者の皆さんも車椅子のことで悩んでいる人は多い。高い技術を持った車椅子のシーティング技術を持っている人は身近にはなかなかいないものです。幸いこうすけは高い技術を持った業者さんに恵まれましたが。
山崎氏のお話で胸に刻んでおきたい言葉がありました。一字一句正確ではありませんが、ここに記録しておこうと思います。
下半身不随という重い障害が残った山崎氏が、リハビリを開始する前に、セラピストから言われた言葉です。「あなたは何も変わりません。自分の夢をあきらめることもありません。ただ、今までとはちがうやり方をしなければなりません。」

 私もあきらめることをやめようと思います。十分なことはできなくてもできることをやっていこうと思います。              (平成18年6月2日FRI)
こうすけ歯科通院
 こうすけはこれまで2本初期の虫歯で治療しています。歯磨きをきちんとできていないのが原因です。そのため、毎月フッ素を塗りに通院しています。今月はフッソ塗りと歯石の除去で2回通院しました。歯科の先生はとても優しく、こうすけは先生の声を聞くと、とてもうれしそうです。今まで主人に連れて行ってもらっていましたが、今月からできるだけ私が連れて行くことにしました。主人も用事で出かけることが多くなっています。今まで私の都合で主人は出かけられないことが多かったので、これからはできるだけ休みの日は家にいたいと思います。
(平成18年6月17日SAT)
パン工房
 5月から月に1回パン教室に通っています。この教室は昨年まで町の予算で行っていた教室が、今年から予算が出なくなり、クラブ化したものです。クラブかを実現してくださった、上司のNさんには本当に感謝しています。今までお菓子の教室やパンの教室はその場限りで終わってしまうことが多かったのですが、今回は次の教室までに一度は復習で作ってみることにしています。なかなかうまくできないのですが、やってみないと感覚はつかめません。今年からの講習はきちんと終えれば修了証が出ます。上級コースまで修了できれば講師試験もあります。道は長いですが、細く長くゆっくり続けたいと思います。そのためにはクラブの運営に協力しないといけませんね。
今はとにかく手ごねパンを面倒がらずに作れるようになりたいと思います。
                           (平成18年6月18日SUN)   




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